30代男性 踏ん張った際に左太ももへの痛み(肉離れ)

 寒い日が続きますが、皆さん体調はいかがでしょうか?
今回はバランスを崩して踏ん張った際に左太ももの筋肉を肉離れ(挫傷)した方の施術内容についてご説明します。
来院した際に伺った詳細は下記の通りです。
・両手で荷物を持って移動中に足元が見えなくてつまづいた。
・その時、転ばないよう左足でバランスを崩しながらもこらえたら、左太もも内側後面に痛みがあった。
・痛みが徐々に強くなり、歩くことが困難になった。
・時間が経過すると太ももの真ん中くらいの高さに内出血が出てきた。
・患部を触ると表面に痛みはなく、奥の方に痛みを感じた。
・患部には熱があり、腫れていた。
以上のことから判断すると、太もも後面内側の筋肉(大内転筋)を損傷し出血したと考えます。
 この場合は保険を使用しての施術が適応となります。
上記のような症状があった際にはまず、運動や無理をしないことが重要です。
痛みがある場所に熱がある際には冷やして圧迫を加えたまま、接骨院・整骨院や整形外科を受診することをお勧めします。
 当院ではまず、患部をアイシングと電気治療器で腫れと痛みを抑えます。
今回は患部が深いこともあり、超音波治療器をしてアプローチを行いました。
次に手技でリンパと血液の流れを改善し、回復を促進させます。
最後に圧迫とテーピングで筋肉の補助と痛みの軽減させます。
 この方の場合、2週間ほどで痛みがなくなり軽い運動程度なら出来るようになりました。
しかし、この状態で終わると再発する可能性がありますので、この後にストレッチとトレーニングを行っていきます。
 寒い時期にスポーツをするとケガのリスクがありますが、しっかり準備運動をして痛めないようにしましょう!



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