乾燥した日が続きますが、皆さん体調はいかがでしょうか？
今回はマラソンの練習でジョギングしていた際に右膝が痛くなった方の施術内容についてご説明します。

来院した際に伺った詳細は下記の通りです。
・マラソンの大会に出るため、練習で土手沿いを走っていた。
・３ｋｍ過ぎたくらいから右膝の外側に痛みが出るようになった。
・我慢して走ると痛みが徐々に強くなった為、走るのをやめた。
・次の日には痛みが治まり歩くことが出来た。
・今までに膝を痛めたことはない。
・当院での初見時には患部に熱はなく、腫れもみられなかったが太ももの外側に筋肉の張りがみられた。

以上のことから判断すると、太ももの外側の筋肉（外側広筋・大腿筋膜張筋）を使いすぎた為に膝の外側へ負担がかかった事で痛みが出たと考えます。
この場合は保険を使用しての施術が適応となります。

　上記のような症状があった際にはまず、運動や無理をしないことが重要です。
痛みがある場所に熱がある際には冷やして様子をみてください。
また、無理のない範囲でストレッチをすることも大切です！
それでも痛みが治まらない場合は接骨院・整骨院や整形外科を受診することをお勧めします。

　当院では痛みの原因となっている筋肉に対してに電気治療器で緊張を抑え、今回のように患部に熱がない場合は温めることでより効果を高めます。
次に手技で残った硬さとリンパ・血液の流れを改善し、関節の調整を行うことで回復を促進させます。
最後にストレッチやランニングフォームの確認で再発を防ぎます。

　この方の場合は歩き方や座り方・立ち上がり方など、普段からの足の使い方を気を付けて頂くことで痛みが改善されてきました。

寒い時期には体温維持のためにカロリー消費が多いのでダイエット向きの季節となります。
ケガをしないようにしっかり準備運動をしましょう！